2018年1月14日
陣馬山〜高尾山を縦走したコースを紹介します。
初心者にもオススメの縦走コースです。
最初に登ってしまえばあとは、標高を下げる縦走コースで、距離は全行程で約17kmほどありますが、そこまで距離を感じないです。
長距離縦走コースとしては入門コースに入るのではと思いますが、いいトレーニングコースにもなると思います。
※今回の載せている写真は一部別の日に撮っている写真も含まれています。
目次
陣馬山について
陣馬山は東京都八王子市と神奈川県相模原市の境界にある標高854.8mの山です。
頂上は平坦で陣馬高原と呼ばれています。
陣馬山の場所
陣馬山は東京都八王子市と神奈川県相模原市の境界にあリます。
トイレ、買い物など
トイレ
トイレは陣馬山、景信山、小仏城山、高尾山と各山頂にあります。
また陣馬高原下バス停、高尾山口駅など各登山口の近くにもあります。
買い物など
売店についても各山頂にて茶屋が数軒営業しており、なめこ汁、かき氷、ビール等メニューが豊富にあります。
アクセス
陣馬山登山口まで
陣馬山登山口までは高尾駅からバスに乗車して陣馬高原下のバス停で下車します。
高尾駅から陣馬高原下のバス停までは、約40分ほどかかります。
また土休日や紅葉シーズンの日など登山シーズンの際は行列になり、臨時バスが出ることがあります。
また急行バスも出ており、急行バスは途中の夕焼小焼のバス停までノンストップで行きます。
詳細は下記時刻表をご確認ください。
今回は冬ということもあり、紅葉シーズンと比べて並ばずにすみました。
登山の行程
所要時間
陣馬高原下バス停(標高330m)〜陣馬山山頂(標高855m) 約70分(標高差)
陣馬山(標高855m)〜明王峠〜景信山(標高727m) 約100分
景信山(標高727m)〜小仏城山(標高670m) 約50分
小仏城山(標高670m)〜高尾山(標高599m) 約40分
高尾山(標高599m)〜1号路〜2号路〜高尾山口駅(標高190m) 約80分
陣馬高原下バス停〜陣馬山まで
陣馬高原下バス停には茶屋が並んでおり、飲み物を補給することができます。またトイレもバス停の近くにありますので、ここで済ませておいてもいいかと思います。
しばらくを歩くと川沿いの林道に入ります。
林道を20分ほど歩きますと、和田峠との分岐点に差し掛かります。
ここで、陣馬山新ハイキングコース入口の方に行きます。
ここまでの林道は実は登り坂になっていますので体を温めることができます。
上着をここで脱ぐ人が多いです。
所々急登に近い坂などもありますが、分岐点など要所では標識も整備されており、比較的歩きやすい登山道になります。
ハイキングコースから約50分ほど登ると陣馬山山頂に到着です!
陣馬山山頂には有名な白い馬がいます。晴天の空ではなかなか目立ちます!
記念撮影している人も多いです。
先に記載しているように山頂は陣馬高原とも呼ばれており、360度素晴らしい景色が広がっています。
特に冬、春の空気が澄みきっている時期の快晴時には素晴らしい富士山を堪能できます。
また茶屋もあり、多くの人が食事休憩をしています。
富士山もバッチリ綺麗
なお写真に売っている緑の座席は茶屋で買い物をした人しか入れないのでご注意ください。
陣馬山〜明王峠〜景信山
ここから高尾山まで標高を下げることになりますので、基本的には下りながらの縦走になります。ということで気分的にテンション高く進むことができます。
縦走途中で何度か富士山を拝むことができます。
明王峠で少し休憩 ここにも茶屋があります。
途中何度か見ることができる標識 高尾山口までまだまだ距離がある。。。というより全行程で19kmあります。
そして景信山に到着!陣馬山から約100分でした。
お腹も空いたので、ここも茶屋が3件ほどあり、どこも賑わっています。
今回の昼食はなめこ汁をいただきました。
大きななめこが入っていてとても美味しいです。特に冬は温まってオススメです!
他にもなめこうどんやきのこの天ぷらなどや瓶ビールもあり、メニューが豊富です!
景信山〜小仏城山
景信山で30分ほど昼休憩した後は小仏城山へ向かいます。途中小仏峠を歩きます。
小仏峠から少し標高を上げると相模湖や渋滞で名高い小仏トンネル付近を眺めることができます。日曜や祝日に行くと渋滞の光景を見ることができます。
小仏峠から少し登るとアンテナ設備が見えてきます。そこはもう小仏城山になります。
小仏城山というと天狗が有名でこちらもよく記念撮影している人が多かったです。
また小仏城山でも茶屋が営業しており、高尾山に近いためか、景信山よりも賑わっていました。
そしてここの茶屋は非常に背の高いかき氷が有名で秋の時期は必ず食べている人を見かけます。
私はすでに食事を済ましていたので、少し休憩してから出発!
小仏城山〜高尾山
小仏城山からの道はこれまでの登山道と違い、整備されて木道が多くなり非常に歩きやすくなります。ただし一旦標高を下げるので、高尾山山頂に向かうまで最後に登り坂が続くことになり、地味に辛いところもあります。
なお途中、冬の時期はシモバシラの名所がありますので休憩しながら観察してみるのもいいかと思います。
花みたいに綺麗なシモバシラ 霜柱というと子供の頃に土をザクザク踏んで遊んでいたものというイメージが強いので印象が変わりました。
小仏城山から30分ほど歩くと、ついに高尾山の入り口に到着です。写真にもありますが、ここまで奥高尾と呼ばれています。
最後に待ち受けているのが、高尾山の山頂に登る階段です。最後の最後で長い階段が続きます。自分にとってはこの行程の中で1,2位を争う位の難所では思っています。
最後の難所の階段をなんとか登り切るとそこはそれまでのコースとは別世界のような観光スポット!
外国人や普段着の観光客それに私のような登山の格好した人など多くの人がいます。
山頂の標識も順番待ちで記念撮影していました。
快晴でしたので、高尾山からの富士山もバッチリ見えました。
高尾山〜下山(高尾山口)〜高尾山温泉
高尾山から下山する方法は色々あります。6号路で自然楽しみながらのもいいですし、稲荷山コースでもう少し登山道を味わって下山するのもいいかもしれないです。
自分の最近のおすすめは、まず1号路を使って途中薬王院に立ち寄り参拝しながら下山をしていき、リフトもしくは2号路、上級者コース(病院裏)で下山してくコースです。
薬王院で今回の縦走が無事だったことの感謝をお参り
山頂から約70分ほどでケーブルカー、リフト乗り場まで下山!
ケーブルカー駅前では北島三郎の銅像が出迎えてくれました。
今回はそのまま高尾山口駅前にある高尾山温泉に入って、まったりして締めとしました。お腹が空いていたら、夕食に高尾山口駅前の参道で名物のとろろ蕎麦を食べるのもいいと思います。
今回の登山のまとめ
最初にも書いていますが、距離(約17km)に反してそこまで飽きず、案外歩けるなと思いました。
初めてここを縦走できた時に、距離を歩くことに自信を持てたのは良かったなと思います。
縦走したいと考えている方は一度このコースを歩いてみることをお勧めします。
コメント