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大腸がん発覚まで(6) 大腸内視鏡検査結果 そして・・・

この記事は約5分で読めます。

大腸がんが発覚した経緯をまだ覚えているうちに、何回かに分けてまとめたいと思います。

前回:大腸がん発覚まで(5)

12/26 緊急で大腸内視鏡検査を実施しました。翌日その結果を聞きに来ました。その結果は。。。




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大腸内視鏡検査結果

呼ばれるまでの長い長い待ち時間

12/27 午前中在宅勤務をした後 午後に昨日実施した内視鏡の検査結果を確認しに行きました。
元々予約の合間を縫って緊急で時間を取ってもらったこともあり、予約時間からさらに1時間ほど待ちました。
確認までの待ち時間はどんな病気かずっと考えていた覚えがあります。
ただこの時は、半年前は大腸に異常はなかったことですし、大腸がんではなく他の大腸の病気例えばポリープや悪くて潰瘍性大腸炎などだろうと考えていました。
もし大腸がんであったとしてもステージ0か悪くても1と思っており、その場合は、内視鏡手術で取れるし早く見つけられてよかったなと考えていました。

大腸内視鏡検査結果そして・・・

1時間ほど待ってようやく呼ばれました。
そこでまずは昨日撮った内視鏡検査結果の写真を見ることになりました。
すると、本当に大腸なのかよく分からない写真を見せられました。。。
はっきり言って大腸の内側が腫瘍で埋まっており、むしろこれが正常なのではないか勝手に思ってしまうぐらい判断できないほど衝撃でした。。。
先生からは
「大腸の一番奥の部分(小腸との繋ぎ目付近でいわゆる上行結腸)の写真で、周囲を腫瘍が覆い尽くして、詳しくは病理検査してみないと判断できないが、経験上、悪性腫瘍であることはほぼ間違いないと思われる
と言われました。

この話が今思えば告知に近いものだったと思うのですが、自分は淡々と聞いていました。
何故なら自分も写真を見てこれが腫瘍なら、さすがに癌だろうと思うほどでしたので、写真を見ただけでもう告知されたも同然のような状況でしたので。。。
そして、あぁこれはステージ0,1とかではないレベルのものだなぁとも写真から判断できました。
一応先生に
「ステージはどのくらいですか?またこれは内視鏡で取れるレベルではないですよねぇ?」
と確認してみたところ、
先生からは
「ステージについてはステージⅡかⅢになるだろうし、これはすぐに大腸を切除した方がいい!」
と言われました。
幸い、CT検査では他臓器への転移が認められていなかったので、ステージⅣにはなっていないとのことでした。

入院及び手術日

消化器外科へ

ここまでは消化器内科の先生に診てもらっていましたが、手術をすることもあり、ここからは消化器外科の先生に診てもらうことになります。
思っていたよりもがんが進行していただけに、内科の先生も早く手術日程を決めた方がいいということで、すぐに外科を引き継ぎ調整していただきました。
外科の先生にも手術の合間を縫ってもらって時間を取ってもらいました。
ここの連携の早さには本当に感謝しています。
年末年始をはさんでおりますので、ここで1日でもずれると、この後の予定が2週間近く後ろ倒しになってしまうことになりますので。。。

ということで今度は外科の先生と手術についての話になりました。

入院日及び手術日について

手術の合間のわずかな時間で入院日と手術日を決める必要が出てきました。
ここで、改めて写真を見せられてステージについてはステージⅡかⅢで、やはり大腸(上行結腸)は切除した方がいいということでした。
そして若いということもあり、早めに手術をした方がいいので、通常、今日手術びを決めるとなると手術時期が2月上旬になるところを、調整することで、手術日を1月21日で抑えることができるとのことでした。
ここで一つ問題が生じました。
私が診てもらっている病院は実家と離れており、以前実家に帰った際、両親に血液検査の結果で腫瘍マーカーが高い話をした際は、退院後の世話もあるし、実家の近くにある病院にしたいという話がありました。
しかし、手術をすぐにできること及び年明けてからまた別の病院で初診から通う手間を考えると、私は今の病院でいいと思っていました。
ただ一応両親に一言話してから決定しようと思い、その場で内視鏡の結果と手術について電話をしました。
これが両親への病気の告知になりました。事前に腫瘍マーカーが高いと伝えていたとはいえ、今思えば、あまり良い伝え方ではなく申し訳なく思ってはいます。[1]病院から出て落ち着いた後に改めて話をして、その後実家に戻ってはいます。
両親も早く手術をした方がいいという思いは同じでしたので、このまま今の病院で手術を行うことになりました。
入院日は2019/1/19から2週間ほど、手術日は2019/1/21と決まりました。

そして病理検査の結果や手術の説明などは年明けの2019/1/10に両親と共に受けることになりました。

入院前検査と入院手続き

入院前検査

入院する前に、手術に耐えられるか色々検査をする必要があるのですが、入院まであまり時間がないので、今日は引き続きその検査を行うことになりました。
今日はCT検査と血液検査です。
血液検査とかこの2週間で何回やったんだろうと思うぐらいやって、もうだいぶ慣れてきました。
次の日は肺活量検査とエコー検査をする予定になっています。

入院手続き

今日最後は入院手続きをしました。
色々説明を受けましたが、とりあえず差額ベッドにはしたくなかったので、部屋の第1希望は差額ベッド代なし、第2希望は+2000円としました。
個室は金銭的に希望できません。。。
また今回は手術代も含め確実に高額になるので、限度額適用認定証の説明も受けました。
また別途認定証の受け取り方など説明したいと思います。以下のサイトにて制度内容について説明があります。
この制度のおかげで支払金額がだいぶ抑えられます。
限度額適用認定証(全国健康保険協会)

病院での4時間

今日一日というか午後の4時間のうちに自分の人生が大きく変わるような話を聞き、入院やら手術やら一気に事が進んでしまいました。ほんとあっという間で休まる暇もありませんが、その分下手に落ち込むなどの考える時間が作れなかったのでよかったかもしれないです。
この後も会社や家族への報告がありますが、その話はまた次にします。

続きはこちら

大腸がん発覚から入院まで(1) 会社・実家へ報告
大腸がんが発覚してから入院するまでの経緯をまだ覚えているうちに、何回かに分けてまとめたいと思います。 12/27 大腸内視鏡検査結果を聞きに言ったところ、大腸がんの可能性が非常に高いと事実上の告知がありました。 本日分の入院前検査が...

References

References
1 病院から出て落ち着いた後に改めて話をして、その後実家に戻ってはいます。
闘病記
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てつはいく〜旅行・登山の記録&32歳からの大腸がん(結腸がん)闘病記

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